ISSYA

共犯

小学生の頃、好きな男の子がいました。話しかける勇気がなくて、いつも遠くから見ているだけでした。私には、親友と呼べるほど仲良しだった女の子が二人いましたが、どちらも彼のことが好きだったようです。

ある日、どちらかの子が、どちらかの子を階段から突き落としたのを見ました。落ちた方の子が、苦しそうにうめいているのを見て怖くなった私は、逃げました。落とした方の子がどんな表情をしていたかは、わかりません。落とされた方の子は、その後病院へ運ばれたと聞きました。

放課後、落とした方の子が私のところへ来て、こう言いました。

「見てたあんたも共犯だからね。誰にも言っちゃだめだよ。もし誰かに言ったら、あんたに命令されてやったって言うから」と。

そして、『私はあなたを裏切らないことを誓います。』と書かれた誓約書に拇印を押すことを強要されました。

中学生の頃、その子と同じクラスになり、私は彼女からいじめのターゲットにされていました。理由はわかりません。好きだった男の子にふられてしまったと聞きましたが、その腹いせだったのでしょう。

しかし、クラスのみんなも、先生たちも、誰もいじめに気づいていませんでした。

その子は、事あるごとに「誰にも言っちゃだめだよ。言ったらどうなるかわかってるよね」と笑って言っていました。

そして、『私はあなたを裏切らないことを誓います。』と書かれた誓約書に拇印を押すことを強要されました。

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